音楽についてその2

一年かかって理論をなんとか曲を作れるレベルまで到達したんだけど、それだけじゃ曲は作れなかったんだ。その1年の間にテクノロジーの方も学ばないといけなかった。

 

僕もどういう仕組みになってるのかよくわからないんだけど音楽を作るソフトウェアにVST(Virtual Studio Technology)っていうのがあってこれを使って音を作ってエフェクターとかで音色加工をしてソフトウェアのシーケンサーであるDAWに一音一音記録していくんだ。そう、マウスで。

 

DAWで付属のVSTは言うまでもなく簡単に使えて音も出せたんだけど、サードパーティVSTでつまずいたんだ。これを解決するのに1日かかった。

 

で、そろそろ出来るかなって思ってたんだけど僕は前にも書いたけどそれまで音楽っていうものに対して興味がなかった。各楽器の名前や役割もわからなかった。

 

学習してくと、僕が作りたい音楽は少なくともサンプラーシンセサイザー、ドラムマシン。この3つが必要だった。

 

サンプラーってのはなんでもいいんだけど音楽ファイルを読み込んで加工する楽器、こいつは情けないことに(電子音楽なんてそんなもんだけど)未だに使いこなせてないし正直意味がわからない部分もある。でもそれでいい音が出たりするから面白い。

 

ドラムマシンは、16小節の中でリズムを設定すれば延々とドラムパターンを反復してくれるマシン。

 

この3つの中で一番苦労したのがシンセサイザーだったんだ。シンセサイザーにも色々と種類があるんだけどまあいいや。

Demonstration of the Moog Minimoog - YouTube

TB303 Famous Patterns.AVI - YouTube

 

動画を見てくれればわかると思うんだけど、シンセサイザーってのは自分でつまみを動かして音色加工をして好きなように音を出す楽器なんだ。これは逆に言えば相当熟知してないと狙った音の出し方がわからないって話だ。今でこそそれなりに把握しているが、あの当時は書籍に書いてある風にセットしたり、動画を見て同じようにやったり、情けないことにプリセットと言ってもう出来上がってる音色プログラムを読み込ませてたりした。

 

まだ問題があったんだ。パソコンでシュミレートされたシンセサイザーのつまみをどうリアルタイムで動かすかってこと。

 

答えは簡単で、MIDIコントローラっての買ってUSB接続して使えるようにすりゃ良かったんだ。でも僕のDAWではなぜか読み込んでくれず、挙げ句の果てにすぐにMIDIコントローラが壊れた。死にたみが高まった(当時は鬱)最悪だ。

 

だから仕方ないからマウスでカチカチ頑張ってつまみを1つ1つ動かして音を出力しながら加工して言った。これじゃクリエティブもクソもない。

 

でまあ前回の冒頭に戻るけど、ようやく処女作を作れた。そりゃここまで書いといてそいつを公開しないって話はない。だけど残念なことにどっかに行っちまった。これは嘘じゃなくてまじ。

 

だからとりあえず、その年の春のニコ動のイベントに参加した曲を貼っとこうと思う。

Boom.Boom Box by Glitched Hero Y | Free Listening on SoundCloud

oh broke down! by Glitched Hero Y | Free Listening on SoundCloud

 

今聴くとお粗末だけどまあ仕方ないね。これが当時の18歳の僕の全力だったから認めるしかない。